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自衛隊を辞めたいのに辞めさせてもらえない、部隊内の問題について自分一人に責任を負わせられそうになっている、などお困りのことはありませんか。

ご相談例


海外派遣もありうる今、息子を自衛隊から辞めさせたいです。でも、自由に辞められないと聞きました。本当ですか。
自衛隊員か退職するには、自衛隊法40条に基づく退職承認という処分を得なければなりません。
具体的には、「退職が承認されるためには、(退職を)承認することが自衛隊の任務の遂行に著しい支障を及ぼすと認めるとき」ではないことが必要とされます。
この条文をもとに、退職を思いとどまらせるために外出を禁止したり、車の使用を禁じるなどの「服務指導」がなされることがあります。
しかし、一般の隊員に「著しい支障」という不承認事由はまず考えられず、このような退職妨害は違法です。
退職承認されず、パワーハラスメントを受けていた事案について当弁護団の取り組みにより解決した事例があります。
部隊の意に沿わないことを言ったことをきっかけに、無理やり異動させられ、何も職務が与えられず、何の備品もない部屋に配置されました。私が退職を口にするのを待っているようです。
退職の強要など不当な目的に基づく異動は、無効となる可能性があります。退職を強要するために「追い出し部屋」のようなところに配置する例があります。そのような処遇は精神的に極めて負担となりますので、当弁護団にご相談ください。